2009年10月
野球というのは最後に逆転があるもの、一発逆転があるものだと言われますが、ところが川上さんの野球はコツコツ、コツコツ点を取っていく野球です。当時しきりに言われたことは、長嶋というスター選手、四番を打っている長嶋選手にでもバントを命じたりするので、そうまでして点が欲しいのかと、ずいぶん言われた人でした。監督を辞めたときに彼がインタビューで、なぜそういう野球をしたのかということを語っていた記事を見て、私はこの人はすごい名監督だなと思ったのです。
人間は自然に産まれて自然に生きて死んでいく。それと同じことがコンピュータの仕組みの中にできていて、人間をうまく手助けするモノ、情報を効率的に処理するモノがコンピュータでなくてはいけないと思っています。コンピュータに入力するために、コンピュータ的な発想、モノ的な発想に一度人間の頭を切り替えなくてはならないこと自体が問題だと思います。出来るだけ自然で、普段と変わらないことをコンピュータでやりたいと思っているのです。
これが経営なのです。産まれたというのが、会社を創業したことです。自分株式会社というのを創業したのです。途中でやめられませんから、やめるときは死ぬという、つまり倒産することになりますし、うまくいったら誰かに後継するということしかありません。
私は、オギャーと産まれて生きて死んでいくというのがコンピュータの仕組みでなければならないと思っています。それは、たとえばHMUにすると、オギャーと産まれるのは入会すること、入会した日が誕生日で、そのとき初めて戸籍謄本ができるわけです。
そこに、その人が受講していくと受講歴に載ります。本を買えば購入の記録が残ります。会費が入ると記録が残ります。それから、引越ししたり、結婚すればデータは変わります。その履歴が残る一枚の紙がファイルにあるのです。見たい時は、引っ張り出して読んで、また戻すという仕組みを作ってもらいました。このとき、入会した人がこの会をやめるときは死んだ時であって、死んだ時を退会ということでプログラムを作るように言いました。途中で退会する人もいますが、その日を退会とするのではなく、入会した以上はこの世を去っていく日を退会日として作ってくださいと。亡くなったら、この会には居られないわけですから、これを退会として処理するようにと言いました。途中で退会した人はどうするかといいますと、一時的に止まるのです。一応保留のカードにしておく、戻ってきたら入れる、という仕組みです。
入会して受講歴などいろいろな体験が全部記録に残っていきます。そして最期、この世を去っていくときに、そのカードが鍵の閉まる保管箱に入れておしまい、という形です。
それまで私は、人生は積み重ねグラフ、棒グラフとばかり思っていました。ある日24歳の若い女性スタッフがかき消えるようにいなくなり、その後達弥西心になって気が付いたことは人生は累計折線グラフだったという話を、講座でしています。
その累計折線グラフの話です。このグラフには縦軸の目盛と横軸の目盛があり、縦軸は目標・目指すものです。横軸は命の目盛です。どこかでストンと終わるときがあります。終わるときまでに、どれだけ上にあがっているかということです。
上にあがりたいけど横に引っ張られる、そういう折線グラフだということを彼女の死を通して知ったわけです。しかも累計していく、累計折線グラフだと気付いたのです。累計折線グラフと経営というのは、私にはイコールなのです。
経営は世の中にずいぶん溢れていますから、経営者とか社長さんといったらこういう人なんだと思われているでしょうが、私が思っている経営とは何かということを、話してみたいと思います。
経営というのは、実際に事業を経営していない人からすれば自分にはあまり関係ないとか、私がこうして会社を経営しているから「経営」の話をするんだなと思うかもしれませんが、そうではありません。私が言っている「人生を経営する」というその経営とは、単にそれが事業になったら事業経営になるということです。さて、その経営とは何かということをお話しします。
私がお金の話をしたり、事業の話をしたり、経営の話をしたりすると、生き方の話と何か違うんじゃないかと思われる人もいらっしゃるかと思いますが、私にとっては、「経営」というのは最初からキーワードです。生き方提案をやっていこうと決めたときも、経営というものをベースにやっていこうというのが、自分の中にありました。ですから、経営というものを正確に伝えておかないと、逆に私の生き方提案は分かりにくくなるかと思っています。
ですから、自己重要感を充足させてくれる人に出会うととても嬉しくなるのです。自己重要感を満たしてくれた人に対して魅力を感じるのです。その実、とても励まされるのです。
「ありがとうございます」
「いつもありがとうございます」
「楽しみにしております」
「祈ってます」
この四つの言葉が自然に出てくるように。
気持ちは分かりますが、これでは駄目です。特に、自分には自信があるんだと豪語するお客さまほど要注意です。もし成績が散々だったら・・・と考えてみてください。しばらくは姿を見せないでしょう。
ですから、「こんどのマラソン大会にお出になるんですってね。・・・楽しみにしていますよ」。
これでよいのです。成績が良くても悪くても、そのお客さまはニコニコ笑ってやってくるでしょう。あなたのところへやってくれば、自分の自己重要感が満たされることを彼は知っているからです。
もう一歩突っ込んでお客さまに声をかけるならば、(これは使い方を間違うと薄っぺらく聞こえますが)「祈ってます」という言葉です。「お子様の病気、早くよくなるように祈ってます」。この言葉が気負わずに使えるようになると、お客さまの自己重要感は一気に充足されます。
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