『ある朝、全員を集めた社長が、(自分たちの会社は、得意先の上位数社で、売上や粗利益の八割もまかなっている。この際、あまり儲けさせてくれない得意先を断って、新規の儲けさせてくれる得意先と入れ替えることにする)と発表した。全社員が一瞬、水を打ったように静まりかえったという。それから一年経っているが、三割の得意先の入れかえが済んで、会社は見違えるほど高収益に変身している。』