●そもそもこの世になぜお金は存在しているのか(3/46) - ＨＭＵ 達弥西心

たとえば、１０万円持っていて８万円遣ったら８万円なくなったということですが、何でなくなったか？と言われても、遣ったからなくなったのですが何か自分では分からないうちになくなってしまったとか、そんなに遣った覚えはないのにいつの間にかなくなってしまったとか、遣いたくないのに遣わされてしまったとか、そういうことがあります。

●そもそもこの世になぜお金は存在しているのか(2/46) - ＨＭＵ 達弥西心

私たちはこうやって体をもって生きているということは、矛盾しています。矛盾の存在である私たちが、矛盾しているということをはっきり認識するために、人間はお金というモノをもたされているのです。

お金を持って、ちゃんと計算して、うまく流れていくのは自然なことです。ところが、流れたり流れなかったりします。理由がよくわからないのに止まったりもします。

●そもそもこの世になぜお金は存在しているのか(1/46) - ＨＭＵ 達弥西心

さて、次にそもそもこの世になぜお金が存在しているのかということをお話ししましょう。

「そんなの当たり前」とか「お金がなかったら買い物ができないじゃないか」ということかもしれませんが、もともとは物々交換だったわけです。といっても、貨幣の歴史とか、そういう話をしたいのではありません。

●商売繁昌のコツもお金の扱い方(13/13) - ＨＭＵ 達弥西心

商売とはモノを売りつけるとか、買ってもらうということではなくて、相手も生かしていくお金の遣り取りをしていくことなのです。

たしかにいろいろな事情があります。世の中のふつうの値段というのがあります。しかしそういう考え方で、１０のうち３くらいはちゃんと自分がそういうことを意識して商売をすることです。

●商売繁昌のコツもお金の扱い方(12/13) - ＨＭＵ 達弥西心

ですから、モノは売れたとしても安くしか支払っていなければ、モノは買ってもらったけれどあまり潤わなかったとなると、生かしたことにならないのです。その人が、「この値段だったら自分は手を打つよ、買うよ」という値段で出すことです。そのことが商売なのです。

●商売繁昌のコツもお金の扱い方(11/13) - ＨＭＵ 達弥西心

そうしたらお客さまに高く買わせてしまうじゃないか、と思いますが、お客さんというのはモノを買ってあげることで、お金を払うことによってそれを売っている人を生かしてあげるという役割があるのです。みんなどこかで何かを買っていますから、お互いにそうしているということです。

●商売繁昌のコツもお金の扱い方(10/13) - ＨＭＵ 達弥西心

ひとつ一つの取引を確実に、できるだけ安く仕入れて、頃合いを見て、お客さまの買ってくださるもっとも高い値段で買っていただくことです。

●商売繁昌のコツもお金の扱い方(9/13) - ＨＭＵ 達弥西心

よく、薄利多売、大量生産、大量消費と言われますが、それは大手企業の言うことであって、天の想定している商売繁昌の考え方の中にはありません。

●商売繁昌のコツもお金の扱い方(8/13) - ＨＭＵ 達弥西心

世の中には商売、商いとは何かというといろいろな考え方があります。薄利多売とかですね。しかし利益というのは、安く仕入れて頃合いを見てお客さまが買ってくださる最も高い値段で手を放すときに生じるものなのです。それによってしか利益は出ません。そういうことをやっていくのが商売なのです。

●商売繁昌のコツもお金の扱い方(7/13) - ＨＭＵ 達弥西心

そして、その１０万円が１２万円になって戻ってくれば、２万円の儲けということになります。そういうことをやっていかなくてはならないのです。